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石行寺観音堂

 石行寺の沿革については不明のところが多いが、奈良時代行基の草創にかかるものとの伝えがある。最上三十三観音の第7番札所として古くから人々の信仰を集めてきた。
 観音堂は方3間の建築で、中央間10.1尺、脇間9.1尺、屋根は宝形造の茅屋根形銅板葺(もと茅葺)で四方に縁を廻らす。
 軸部は円柱に頭貫、内法長押、板壁で、舟肘木を用い、軸は1軒の半繁垂木、正面の中央間に桟唐戸を吊り、その左右の間は蔀で上部を連子とする。内部は中央の1間4方を内陣として天井を張り、周囲の外陣通りは化粧屋根裏になる。
 創建年代は不詳であるが、棟札絵馬銘、墨書などから推して、室町時代末期頃の建築と考えられる。素朴ながら中世堂の面影を今に伝える貴重な遺構である。

場所山形市大字岩波
電話石行寺 023-641-6514
その他名称/石行寺観音堂(しゃくぎょうじかんのんどう)
指定名/県指定有形文化財
指定年月日/昭和58年8月12日
所在地/山形市大字岩波115
所有者/石行寺

最上三十三観音第七番札所