高原古墳

 高原古墳は、山形市高原町にある。高原地区と青野地区との間に突出した丘陵の西斜面の突端に位置する。
 昭和24年、地主が山林と畑との境に渠溝を掘っていて石棺につき当たったという。鈴川郷土史研究会によって調査され、その全貌が明らかにとなった。発見当時は、杉林の中に厚さ90cm程の墳丘があり、その中に、石英安山岩の自然石6枚を蓋石とする石棺があったという。
 石棺は、扁平な自然石15個を立て並べて周壁とし、内部の床面には、平たい小石を3cmぐらいに敷きつめ、各石の間隙には粘土を用いて目張りしていたらしい。蓋石は数枚の板石を並べて用いている。その大きさは、長さが256cm幅、69cm、深さ46cmで、この種の石棺としては例の少ない大きさである。
 この古墳の近くの山中からこの他に5基ほど古墳が確認されているほか、近くには高速道路酒田線のルートになり発掘調査されたお花山古墳群や青野、風間にも古墳群が確認されている。

場所山形市高原町
電話023−641−1212
その他名称/高原古墳(たかはらこふん)
指定名/県指定史跡
指定年月日/昭和30年8月1日(昭和27年4月1日)
所有者/山形市  山形市旅篭町2−3−25
見学/随時可能