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石行寺(岩波観音堂)

 石行寺は、もと磊行寺と称し、和銅年間行基の草創、貞観2年(860)慈覚大師の中興と伝えられる天台寺の古刹である。本寺に伝わる大般若経114帖は、料紙は楮紙、巻紙を改装した折本で、各巻に奥書があり、当時の事情が知ることが出来る。書写の年代は南北朝争乱の真っ只中で、この出羽国においても一進一退の興亡を繰り返し、庶民が塗炭の苦しみを味わったことが「國々両方合戦不絶、飢渇也」と記す奥書や、年号を記すのに南朝或いは北朝の、又は両朝を併記しているなど当時の世相を物語っている。
 また、境内にある岩波観音堂は最上33観音第7番札所。三間四方の御堂で、室町時代末期の建造で、内陣に天正8年(1580)銘の絵馬がある。

場所山形市岩波115
電話023-641-6514
その他岩波観音堂(県指定有形文化財)
 
最上三十三観音第七番札所
新福山般若院石行寺(天台宗)
本尊:十一面観世音菩薩
駐車場の有無あり