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最上義光公の力石

 山形城主第11代の城主、最上義光は、少年時代から聡明で豪胆、文武両道にすぐれた人物であった。
 戦国時代の永禄4年(1561)、16歳の義光は、父義守にともなわれ、わずかな家来とともに、ここ蔵王の山ふところ高湯温泉に滞在して、狩りを楽しみ、英気を養った。
 ある夜、警備が手薄なのを見て、数十名の盗賊が襲撃した。この時義光は、盗賊の真っ只中に切り入って敵の首領を討ち取り、二人に手傷を負わせた。盗賊はこれに恐れをなし、闇に紛れて逃散したという。(『羽源記』による)義光が家来たちと力比べをしたとき、だれも持ち上げられなかった大石を軽々と持ち上げたのが、この「義光公の力石」であると言い伝えられている。重量約50貫目(約190キログラム)、蔵王石と言われる安山岩塊である。

場所山形市蔵王温泉